婚約指輪のお返しに、ソファを贈った話

お金の哲学
ネリー
ネリー

🌿 🌿 🌿 ジューンブライドの月に新婚当時を振り返るシリーズ、
今日が最終回です。


これまで、先取り貯金のこと、自力引っ越しのこと、家具のDIYのこと—— 新婚時代の「お金とのつきあい方」を振り返ってきました。

最後の今日は、ちょっとだけ素敵な(?)お話を。


婚約指輪の、お返しのこと

入籍前に、夫から素敵な婚約指輪を貰いました。

婚約指輪をもらったら、お返しをするのが一般的ですよね。 時計やスーツ、というのが定番でしょうか。

でも、我が家のお返しは、ちょっと違いました。

私が夫へのお返しに選んだのは——ソファでした。


なぜ、ソファだったのか

時計やアクセサリーのような「その人への贈り物」も素敵です。

ただ、 私は「これから一緒に、長く使えるもの」を贈りたいと思いました。

もともとインテリアが大好きなのですが、
暮らしの中で毎日使う家具も、これから重ねる日々を彩り、生活を供にするためのモノなので、返礼品として合っていると考えました。

どちらが良い・悪いではなくて、 私は「毎日の暮らしに寄り添うモノ」が好きなのだと思います。

このソファ、もちろん今も現役です。
息子は小学校から帰ると、ソファの上で寝そべって疲れを癒していますし、私が赤ちゃんへ授乳する時に座るのも、このソファ。

夜遅くになると、夫がこのソファでくつろぎながらTVを楽しんでいます。

つまり、毎日の暮らしのパートナーとして、当たり前に我が家のリビングに鎮座し、家族とともに時間を重ねてくれています。

贈ったときから今まで、ずっと暮らしの中にある。 それは、私にとって、すごく満ち足りたことです。🌿


モノを選ぶときの、私の物差し

新婚時代から、私がモノを選ぶときに大切にしてきた物差しがあります。

それは、「暮らしの中で長く大切に使えそうなものか」ということ。

例えば、木婚式の時。
結婚してから5回目の結婚記念日を指し、英語では「Wood Anniversary」と呼ばれています。

毎年何か贈り物をする習慣があるわけではありませんが、
ちょうど夫のお箸がくたびれてきていたので、お揃いの夫婦箸を一緒に選んで購入しました。

ここでも、“毎日使う道具だからこそ、品質の良いもの” にしようと思い、それまでよりちょっとだけ高価なものを購入しました。


お気に入りの品と日々対面するわけですから、
毎日の暮らしに必要なモノこそ「長く愛着を持って使えるモノ」を選ぶと、幸せ時間が長く続く気がしています。


「築く」から「味わう」へ

新婚の頃の私は、とにかく一生懸命でした。

お金を貯めて、工夫して、自分でつくって。 「築く」ことに、夢中だった時期です。

あれから時間が経って、今の私は、 少しずつ「味わう」ことも大切にするようになりました。

でも、振り返ってみると、 あの新婚時代に「長く暮らしを供にするもの」を選んできたからこそ、 今、穏やかに「味わう」時間を持てているのかもしれません。

ソファに座って、家族と過ごす何でもない時間。
それは、あの日「毎日の暮らしを供にするもの」を選んだ私から、未来へのささやかな贈り物だったのかな、とも思います。

ジューンブライドシリーズを終えて

4回にわたって、新婚時代のお金の話を振り返ってきました。

読んでくださった方の中に、 これから新しい暮らしを始める方がいたら。 あるいは、今まさに暮らしのお金と向き合っている方がいたら。

「こういう選び方もあるんだな」と、 ひとつでも、心に残るものがあれば嬉しいです。

お金の使い方は、その人の暮らし方そのもの。 正解はひとつじゃありません。

あなたの暮らしに合った、あなたの物差しを、 これから少しずつ、見つけていってくださいね。

毎日ご機嫌でいるために、 “暮らしに残るもの”を、ひとつずつ。✨


🔗 シリーズ第1回:先取り貯金で大きな出費に備えれば怖くない
🔗 シリーズ第2回:引っ越し費用、どこまで節約できる?
🔗 シリーズ第3回:新生活に必要な家具をDIYしてみた


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