
ネリー
GW初日は雨なので、赤ちゃんのお昼寝中に読書。
貝原益軒という人は江戸時代の本草学、儒学者で、その著書『養生訓』は世紀を超えたロングセラーです。
それを漫画家のジョージ秋山先生が解釈してまとめた本がこちらなんですが、まぁ、面白いです。
病気を未然に防ぎ心身を健康に保つことは、医療が未発達だった江戸時代において、現代よりずっと重要でした。
その方法を誰にでも分かりやすく伝えてくれるのが、この『養生訓』、
現代に流布する数多の健康本は皆、この本の影響を受けているのでは?と思える様な、ベーシックにして永遠の命題と言える内容です。
特に素敵だなぁとしみじみ思うのが、
『縁あってこの世に生まれてきたのだから、生まれてきたことに感謝し、幸せに長生きしようというのが人の願いであり、また務めである。そのためには日々の養生がかかせないのである。』
『長生きして人生を楽しむことを心がけるようにする。当たり前のことだが、それを行うのが養生の道だ。』
といった訓。うーん、ごもっとも!と、頷かずにはいられません。
また、養生に至る食事訓からは、江戸時代の食生活が窺えて、非常に面白いです。
例えば、養生143訓
『茶漬けの効用
茶漬けは食欲を増し 胸のとおりをよくする。
大和国ではみな茶漬けを食べている。
小豆、ささげ、そら豆、緑豆、みかんの皮、栗などを加えている』
お茶漬けは今も残る日本の伝統食であり、家庭食ですが、みかんの皮が入ったお茶漬けがあったなんて知りませんでした。
柚子の皮の様に爽やかな香りがたって美味しいのかしら?と、次の冬さっそく試してみたくなったり。
晴耕雨読を楽しむのにぴったりな内容でした。
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